ハンターハンター(連載)

HUNTER×HUNTER 396「結成②」ネタバレ 幻影旅団結成時のメンバーが確定!?結成までの謎を考察

今週はクロロのカリスマ性が際立った回でしたね。

幼少期から天才で魅力もあり、まさに特質系の素養しかありません。

今回は旅団メンバーが集った経緯が描かれました。最初は劇団だったんですね。

 

基本的には、先週の考察から変更はありませんが、追記事項を中心に以下記載します。

先週の考察はこちらからご覧ください。

HUNTER×HUNTER 395「結成①」ネタバレ 流星街と暗黒大陸との関係?クロロの闇落ちの秘密を考察

今週号は、旅団追憶編が始まりましたね。 エイ一家のアジトを探索するノブナガ、フィンクス、フェイタン。 ノブナガ曰く、エイ一家は結成当時の旅団に似ているとのこと。 旅団の目的、経緯とはどんなものだったの ...

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1.シーラとサラサは初期メンバーで確定

初期メンバーとして、シーラとサラサは確定したと思います。

まだ劇団ですが、彼女らも「団員」であることに変わりないですよね。

幼少期の劇団としてのメンバーですが、現在判明しているのは、クロロを含めて下記の11名です。

クロロ、ノブナガ、フェイタン、フィンクス、シャルナーク、パクノダ、マチ、フランクリン、ウヴォーギン、シーラ、サラサ

しかし、サラサはメンバーとなったものの、来週号以降で行方不明か、命を落とすことになると思います。

そのため、サラサは入団してすぐ欠番となり、おそらくシーラもそれに近い状況になるのではないでしょうか。

 

次週以降、幼少期のクロロ闇落ちイベントが描かれると思います。

マフィアと流星街の癒着、人身売買などの人間の汚い部分を目の当たりにした絶望感から、クロロは念能力を覚醒していくのではないでしょうか?

2.「幻影旅団」結成時の人数は?

作中に幻影旅団が初登場した時点で、団員はクロロを入れて13人でした。

では、いつから13人なのでしょうか?

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博 集英社

それはおそらく、このシーン。

これが青年期の旅団結成時だったと思われ、この時に、正式に「幻影旅団」と名付けたんだと思います。

ウヴォーギンの団員ナンバーは「11」であり、これは結成時から13名のメンバーがいたことを示唆していると思います。

なお、このシーンで、マチは「あれクロロ?」と言っており、久しぶりに集合した感がありますよね。

これは完全な予想になりますが、幼少期にサラサの一件で絶望したメンバーは一旦離れ離れになるが、念能力に覚醒したクロロに誘われる形で、再度集まり、盗賊集団としての旅団を結成したのではないかなと。

 

ちなみに、ノブナガからエイ一家と旅団が似ているという話がありましたが、これは結成の動機やメンバーの関係性のことと推察されます。

しかし、もしかすると、旅団メンバーは、クロロから念能力を付与された可能性もあるかもですね。

エイ一家とモレナの関係性と、この点も暗に匂わせているのではないでしょうか。

3.幻影旅団 結成までの流れ

旅団過去編から現在までの流れをまとめてみました。

完全な妄想垂れ流しですが、下記の流れを予想します。

幼少期

・サラサが誘拐され、行方不明に。

・行方不明にはマフィアと流星街か関与していることが分かったものの、自分たちではどうすることもできなかった。流星街の秘密や人間の暗部を知る。

・サラサ不在のため、劇団は休止し活動もバラバラに。

・クロロが念能力を発現

青年期

・クロロが劇団員を招集、マフィアへの報復とサラサを取り戻すため幻影旅団を結成

・クロロが連れてきた者もメンバーとして、合計13人で活動開始

 

完全な妄想でしたね。。

お恥ずかしい限りですが、こんな流れもありかなと。

上記シーンの幻影旅団結成時のメンバーと団員Noを、下記の通り予想してみました。

結成時のメンバー

No.0クロロ

No.1ノブナガ

No.2フェイタン

No.3マチ

No.4???(シーラorサラサ)

No.5フィンクス

No.6シャルナーク

No.7フランクリン

No.8???(シーラorサラサ)

No.9パクノダ

No.10???(新キャラ?)

No.11ウヴォーギン

No.12???(新キャラ?)

なお、ヨークシンシティ編で旅団員のフェイクの死体を調査したが、戸籍データに存在しなかったというくだりがありました。

そのため、後から入ったシズクやコルトピも流星街出身と思われます。

シズクは団長と同じ逆十字のペンダントをつけていたり、団長にくっついていったりと、妹的なポジションですよね。誰かの妹とか、幼馴染なのでしょうか?

団員は流星街のメンバーを中心に選んでいるのかもですね。

 

それにしても、冨樫先生は旅団登場時から、このような幼少期の関係性を作ったうえで描かれているんですね。

ヨークシンシティ編などを、設定を知ったうえで読み返すと、何一つぶれていないことが分かります。

・フェイタンとフィンクスの仲の良さ

・「ウヴォーさん」へのレクイエム

・「団長としてか、クロロよ?」というノブナガの問いかけ、などなど。

これからも新たな設定が判明することを期待しています!

4.クルタ族襲撃の補足

先週も、クルタ族襲撃事件について考察していますが、一点だけ補足させていただきます。

今回、気になったのは、22巻、流星街に流れ着いたキメラアントを、旅団が討伐するシーンです。

出典:HUNTER×HUNTER22巻 冨樫義博 集英社

フィンクスから流星街に対して、「変わらねえな、ずれたところで迷走してやがる」という発言があり、ある種の「諦め」、しょーがねえなあという「見下し」があるように感じます。

クルタ族襲撃事件は、手を下したのは旅団だが、犯行時に例の「俺たちから何も奪うな」のメッセージが残されていることから、流星街としての犯行だとわかりますが、

旅団としては、流星街の長老たちの顔を立てた、見当違いと思いながらも指示に従った、という背景があるかもしれません。

キメラアントについても、おそらく流星街から旅団に対して、討伐の要請があったと思われます。

上記シーンでも、フィンクスは「安心しな、退治してやるよ」と言っていますので、長老たちの間でも、旅団は武闘派の実行部隊として認識されているのでしょう。

 

なお、クルタ族は、家族同士を向かい合わせ、緋の目を発現させたうえで殺されていることから、やはり目的は「緋の目」だった可能性が高いですね。

もしかすると、緋の目を求めるマフィアと、マフィアとの関係を重視する流星街の長老と、利害、思惑が一致し、そこに旅団が利用されたのかもしれません。

次週以降も楽しみにしています!

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