エイ一家のアジト入口の攻防の場面から再開です。
1.エイ一家のアジト
ヒンリギらは、遂にエイ一家のアジトにたどり着いたかと思われましたが、結局この部屋はエイ一家の構成員であるボコンテの能力で作られた部屋でした。
まだボコンテの能力の全容が明かされていませんが、彼の能力を基礎にして、複数の部屋で現在の拉致&殺戮行為が行われているようです。
本当のアジトまでのルートも複数個所ある模様。なかなか広範囲に影響が及ぶ便利な能力ですね。
おそらく、ボコンテは一方通行の扉の能力っぽいですね。
エイ一家のノートルとスフレの会話から、部屋に入る順番を間違えると何かしらの異変が起こるようで、もし間違えたら自分たちもヤクザ達の前にいきなり出現してしまうこともあるのかもしれません。
また、ヒンリギが猫ちゃんの能力でエイ一家の人の出入りを監視しており、ボコンテの能力の秘密にたどり着きそうな気配があります。
ヒンリギがチェックしているのは「C広場」で、そこでエイ一家組員と鉢合わせる可能性もあります。
しかし、伍長のザイマンもこの能力で転送されて殺されたと思われますが、全く描かれていません。彼はもう過去の人なんでしょうか。。Good Bye, Zaimanh...
なお、今回でエイ一家の面々の名前が判明したので、下記にてまとめてみました。
パンピー最強説の女性はまだ明かされていませんね。(ギャトームはモレナの話しぶりからの推測です。)
エイ一家はゲーマー集団?
ここで、エイ一家の成り立ちについて、改めて考えてみたいと思います。
エイ一家は、新組長の襲名の場で元々いた組員を殺害し、モレナを中心にした現在の22名のメンバーで立ち上げたと説明されています。
クーデターは元々計画されていたということですが、モレナはこの22名をどのように募ったのでしょうか?
22名は、職業も年齢もバラバラで、元々はカタギと思われます。
ポイント
クオロールはモレナのことを「さすがゲームマスター」と呼び、ジェラートは自身の能力をゲームになぞらえた能力にしたいようです。
彼らはどことなく、ゲーム関連に関する集団のようなイメージがありますね。
おそらくですが、元々はオンラインゲームか何かで繋がった集団なのではないでしょうか?
オンラインゲームの中で、モレナから念能力の説明やクーデターの勧誘を受けて、偏った思想を持つ連中が集い、クーデターを実行した。現在のエイ一家の成り立ちは、そんな風に考えています。
どんな念が発現するかもガチャ感覚で、自身の生死も厭わない殺戮をゲーム感覚で楽しんでいる感じですよね。
一方、エイ一家の船内のシノギは、「1,2層の富裕層との闇取引」とされており、元々の組員が担当していたと思われますが、現在はそのビジネスはどうなっているのでしょうか?
富裕層側にも顧客がいると思われるため、マフィアや第4王子以外に、エイ一家の異変に気付いている者もいるのかもしれません。
2.モレナの思惑と第4王子私設兵団
モレナの指示は、第4王子の私設兵をエイ一家のアジトに連れてくることで、その目的は第4王子の動向を把握させるため、と言っています。
おそらく、私設兵のひとりをモレナの能力「サイキンオセン」に感染させたうえで、スパイとして1層に戻すつもりなのでしょう。
私設兵の拉致の役目はドッグマンとソドムのペアで対応するようです。
なかでも「ドッグマンは一番大切な役割」とのこと。
彼の能力を活かした拉致の方法があるのでしょうか。気になります。
第4王子の私設兵
第4王子の私設兵は、ツェリードニヒ王子の幼馴染なんですね。
彼らはモレナとの遭遇を避けて無難にやり過ごそうとしますが、彼らは優秀だから、モレナの居場所に気づいちゃうんでしょうねえ。そしてほっとけないんでしょうねえ。
正義感からか、それともやむを得ない状況からか、彼らも戦闘の渦に巻き込まれていく様が目に浮かびます。
念を知らない者たちが、念を凌駕する頭脳と考察で困難を乗り越えていく様が楽しみです!
一点きになったのは、オトシン二等兵のモーモリ―への唐突な「キスしていいか?」は、モレナのサイキンオセンに感染するフラグでしょう。。
モレナと私設兵団は、お互いの顔は割れているとのことなので、顔を見てキスすることは無いと思われます。おそらく、モーモリーもしくはオトシンがドッグマンに拘束され、意識が無いうちにモレナとキスすることになるのかもしれません。
しかし、私設兵団も生き抜くために、これから念を覚えることになると予測しますが、
彼らに短時間で能力を付与できるのは、クラピカくらいしかいませんよね?。。。
もしかしてウルトラCの能力開花方法が出てくるのかもしれませんが、私設兵団とクラピカの邂逅もあるかもしれません。
王立軍と国王軍
語句の確認ですが、作中では王立軍や国王軍という単語が出てきますが、
王立軍=国王軍=カキン軍という理解でいいですよね??
今回登場したオトシンらが卒業したのは「王立軍学校」ですが、下記のベンジャミン王子の能力説明では、「国王軍学校」となっております。オトシンらもベンジャミンの私設兵もこの学校の卒業生ということで良いですよね。
なお、王立軍学校を卒業後、各王子の選考によって選抜されたものが各王子の私設兵に就くと理解しています。
学校では念の知識は教わらないため、第一王子の私設兵団は、入隊してから念に関する知識を習得したのでしょう。
第二王子の私設兵団は不可持民出身者が中心で、念の知識は元々あったのか不明ですが、第三王子以下の私設兵団は、作中の描写から念能力は無いものと思われます。
また、第4王子私設兵団のメンバーから、
エイ一家は公安に構成員リストを出していないので・・・
というセリフもあり、「公安」という組織が出ています。
これは軍内部の警察組織的な部署かな、と理解していますが、あまり気にする必要は無いかもしれません。
組織名称、構成が複雑ですね。
もしお分かりの方がいれば、コメントで教えて頂けると嬉しいです。
ヨコタニとミザイ
それにしても、下の記事でも書きましたけど、ミザイと話をしていた彼とエイ一家のヨコタニが似てるんですよねえ。
ヨコタニもミザイも「弁護士」ということで、弁護士ネットワークを活かして捜査にも協力しており、ミザイや警察関係者とのパイプもあるのかもしれません。
しかし、ミザイと話をしているコマの服装から、やはりこの人物は女性で別人と判断するのが妥当でしょうか。。
まだ断定はできませんが、続報が待たれます。
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HUNTER×HUNTER 378 「均衡」考察 マフィア幹部のフロア移動問題とエイ一家の疑惑の構成員
今週はマフィアサイドの動向が詳しく描かれました。 目次1.各マフィアの概要2.モレナの能力3.犠牲者の中に王子も含まれる?4.彼はエイ一家?5.マフィア幹部はフロアを自由に移動できる?6.今後の展開予 ...
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3.ハンター協会員の捜査介入
登場した当初、ルイーニーは「軍」と「ハンター協会員」の捜査能力を比較すると言っていましたね。
自分が見つかるまでの時間や情報の差から、どちらが危険か比較するつもりだったのでしょう。
これは言うまでもなく、ハンター協会員の方が優秀なわけで、3層の連続殺人事件の犯人は近いうちにルイーニー(エイ一家)というところにたどり着くでしょう。
その結果、マフィア間の抗争に、警察組織のサポートをしているミザイらハンター協会員が捜査に介入することになりそうです。ハンター協会員が入ることで、現在船内で同時並行的に起きている絶望的な事態を把握することになるでしょう。
実際に、ミザイとボドバイは、下記の通り、王子護衛の協会員以外を、下層の捜査、暴動対応に振り分ける旨発言しています。今後3層で動くハンター協会員の登場人物も増えそうです。
また、エイ一家の構成員のカシューは、早い段階で捜査側との接触に成功していましたね。
彼女が現在どこまで入り込めたのか、また能力が発現できたのかわかっていませんが、警察組織を内側からかき回すキーマンになるかもしれません。
また、警察キャリアという表現がありましたが、作中でキャリア官僚と思われるのは下記の面々ですね。
キャリア官僚?
・司法局捜査課(警察機能を持つ?)
シュタイナーとボイケルト(国際渡航許可庁から出向中)ら、下記5名
・司法局
センリツを気に入っているこの人
ハンター協会は、各省庁のサポートという立場ですが、省庁の意思決定やかじ取りは各キャリア官僚が対応するのでしょう。
キャリア官僚の独特の判断、保身、思考が事態にどのような影響を及ぼすか、非常に気になります。
これだけ登場人物が多くて、話が収束するのか心配ですが、ファンとしては先生のやりたいようにやっていただい。ただただ、それだけです。
来週も楽しみにしています!