ハンターハンターの世界では、銃(武器)と念能力のバランスが非常に考えて描かれていると思われます。
特に、王位継承戦には、銃が登場するケースが多く、念能力と銃のバランスが気になる読者も多いのではないでしょうか。
1.22口径の拳銃ではハンターの足止めは難しい
王位継承編において、34巻の最後のページで、クラピカは、「22口径の拳銃ではハンターの足止めは難しい」と言っています。
22口径の拳銃とは?

22口径ワルサーP22
使用する弾の性能によっても変わりますが、22口径の拳銃は犯罪や行動抑止のため、護身用に使用される銃で、他の銃器と比べると比較的手軽で威力は低いが、もちろん重症を負わすこともできます。(銃なので当然ですね。)海外では脅しや強盗等の犯罪に使われるケースが非常に多いようです。
クラピカのこの発言は、裏を返せば、「22口径の拳銃程度の威力では、念能力者は不意打ちでもとっさの硬で防げる」ものと思われます。
現に、第二王子の急襲時に、ヒュリコフはとっさに硬によるガードを行い、頭部に銃撃を受けたものの出血程度のケガで済んでいます。
また、強化系補助型能力のビルは、ビンセントの銃撃を片腕にオーラを集中して防御した描写がありました。
一方、同じ場面でも、機関銃で連射による銃撃を受けたり、ショットガンのような威力の高い武器で攻撃された場合は、念能力者と言えども、無傷では済まない(重症、死もあり得る)と思われます。
つまり、
・念による戦闘中などの警戒時は、22口径の拳銃程度なら、ある程度はガードできる。(使用される銃器の攻撃力によって濃淡あり)
・一方、就寝中や完全に油断している状態など、不意打ちの銃撃は、いくら念能力者と言えどもダメージは不可避
と思われます。

2.バルサミルコの能力?
王位継承戦の銃撃シーンで気になった個所があります。

出典:HUNTER×HUNTER36巻 冨樫義博 集英社
こちらは、ベンジャミン王子がカミーラから襲撃を受けた際の描写ですが、ベンジャミン王子の銃撃によるダメージの描写が無いことが非常に気になります。
よく見ると、弾丸の跡すらなく、ズズズズというオーラの描写とともに、攻撃が無かったかのように見受けられます。王子を囲むような円状のバリアのように見えなくもありません。

注目ポイントは上記画像の赤丸部分です。
弾丸は、バルサミルコにも命中しているという点で、個人的には銃撃を無効化したのは、バルサミルコの能力と考えています。
例えば、バルサミルコの能力は、防御・カウンター型で「王子を中心に半径3メートルへの攻撃を完全無効化する」などの能力かもしれません。
もちろん、相応の制約はあると思いますが、この描写は念能力で防いだと考えるのが妥当かと思います。

いずれにしても、バルサミルコの能力は兵隊長という立場からも、ベンジャミン王子を何が何でも護るという守備特化型ではないでしょうか。
万が一バルサミルコが先に死亡しても、死後強まる念により、王子を護ることもあるかもしれません。
今後、能力が判明する時を楽しみにしています!