ハンターハンターNo.384「抗争」について、気になった点を見ていきます。
1.エイ一家の状況
シャー一家の組長補佐、タハオとオウケンイの会話から、エイ一家の活動状況が垣間見れました。
・シャー一家の組員がこの数日で8名行方不明であり、シュウ一家も同様の状況である
・下部組織からの報告によると、姿を消した労働者は300名を超えている
エイ一家の構成員のレベル上げが活発化しており、構成員は合計で300レベル以上は既に獲得したと思われます。
2.旅団とマフィアの今後の動き
タハオのコメントで、カキンマフィアの流儀、抗争する場合のルールが語られました。
・組同士のカチコミの際は、所属する組長から相手の組長に、24時間以内に一報を入れる。
・抗争時に組長が縄張りから離れた場所にいたこと(カチコミの陣頭指揮を執っていない)
・抗争になったら、組の構成員以外のチンピラたちは、どの組にも協力しない。協力した場合は、抗争相手とみなされる。
(チンピラとは5層で旅団にボコボコにされていたやつらですね。)
「組長が第3層(シマの中)に居て、連絡もねえってのはもう戦争だ」とタハオは言っています。
では、抗争が勃発した当時、モレナはどこにいたでしょうか?
問題のシーンがこちら。
モレナは既に302号室(=第三層)にいるということです。(・ω・)ノ
また、こちらの描写からも。1層にはモレナは既にいないことがわかります。
散った花びらから、1層の部屋を離れて日数が経過していることもわかりますね。
また、旅団と、シャー一家幹部との話から、下記の点がわかっています。
・シャー一家事務所内の秘密の扉は1層への直通路がある。
(ダハオの「エイ一家も第4王子のルートがあるはずだぞ」というコメントから、シャー事務所にある秘密の扉は、ケツモチであるルズールス王子へのルートか?)
・旅団は、エイ一家との全面抗争は全く構わない。モレナが下層に来ていたら始末する。
・他の団員と連携してヒットマン(ルイ―二―)を始末する。
フィンクスはじめ、旅団の目的はヒソカの抹殺であり、早くヒソカを見つけ出すために、マフィアと連携しているという点は忘れてはいけない点ですね。
また、ノブナガは「モレナを始末したら、第4王子から感謝されるかもな」という発言をしており、現に第4王子は問題児であるモレナを疎ましがっています。
個人的には、旅団と第4王子を繋げる役割がモレナではないかと思っております。
そうなるとクラピカは絶体絶命ですね!!今後の展開が楽しみです。
3.第4王子の能力
今回、第4王子の周りに下記の2体の獣が現れました。
・儀によって生まれた守護「霊獣」
・本能によって産まれた本人の分身(テータ曰く、特質系の「念獣」)
この後、第4王子の能力は絶をすることで発動する予知夢の能力を持つことがわかりますが、この本能によって産まれた念獣との関係はわかっていません。
それぞれの霊獣と、念獣の能力がまだ不明ですが、おぞましい能力であることは間違いなさそうです。
今後が非常に気になります。