ハンターハンター(連載)

HUNTER×HUNTER 375 「説得」考察 王子の守護霊獣能力を横断的に考察

相変わらず再開後もなかなか話が進みませんね。かなり細部までしっかり描写されておりじっくり話が進みますので、冨樫先生はこの継承戦を、腰を据えて描く意向なのでしょう。

1.王子の守護霊獣の能力が一部判明!

今週は、「5名」の王子の守護霊獣の能力が少しだけ判明しましたね。

王子たちの守護霊獣の能力紹介について、何か法則があるのか考えてみましたが、よく見ると今週は主にドゥアズル王妃の王子たちの能力が判明しましたね!

おそらく母親が同じ王子毎に守護霊獣の能力は判明していくのではないでしょうか?多分。

ということは、ベンジャミンと、ツェリードニヒは同じタイミングで霊獣の能力判明か?!と一人でテンションが上がっていました。

王子たちの霊獣の中でも、ヤバそうなのはハルケンブルクの霊獣ですね!

このオーラの描写、かなり強烈な印象があります。

気になった点は、このオーラを見た第一王子の施設兵のコメント

「ベンジャミン様もお気づきになられたはず!!」

実際にベンジャミンも「このオーラはハルケンブルクなのか?」と応じています。

これは円を使って気づいたのだと解釈していますが、ということは他の念能力者もハルケンブルクのオーラを感じた可能性もあると思います。

第一王子の施設兵の間では共有される可能性も高いと思いますし、徐々に各王子の能力が既知の情報になっていく模様も面白そうです。

2.マラヤーム王子の守護霊獣は空間操作?

場面は1013号室に移ります。

休憩時間が終わって、ハンゾーはビスケにタッチ?されることで本体に戻ってきたようですね。

ビスケもあれだけ嫌がっていた本来の姿をあっさり表すあたりが、今回のミッションの深刻度を物語っている気がします。

本気でかからないとまずいと感じているのでしょう。

また、ヴェルゲー隊長は相当な筋肉フェチと判明しましたね。

(実は私もゴツイ女子、好きです。。)

さらに、1013号室も隔離された念空間であることも判明!

これはビスケも解説していることから、マラヤーム王子の守護霊獣の能力と見ていいでしょう。

マラヤーム王子の守護霊獣の巨大化・狂暴化と念空間を作る広さ、時間は関係しているのでしょうか。今週も見応えがありましたね。

3.各王子の守護霊獣の能力考察

今週判明した、各王子の守護霊獣の能力について簡単にコメントしてみます。

タイソン

放出系 拡散徴収型の能力。

タイソン経典を受け取り、熟読するものほど、目玉ジャクシから幸福が与えられる。

ただし、経典唯一の禁忌を破ると厳しい罰が下る。

経典唯一の禁忌とは何でしょうか?罰も気になりますね!

想像ですが、禁忌のヒントも西野カナの曲の歌詞中にあるのでしょうか・・・

だれもタイソンの容姿について触れていないのも何となく違和感があります。醜いといった瞬間、豹変するような雰囲気もあります。

カミーラ

強制型の操作系「ある条件を満たしたものを意のままに操る」

ある条件とは?発動条件が気になりますね。

 

この場面に何かしらのヒントがありそうな気がします。

この時、カミーラは絶状態だと思いますが、ヒュリコフは何かを感じ取った様子。。

その後、「俺は幸せ者だ、また楽しみがひとつ増えた」という意味深なことを言っており、いま一つ、真意のわからない発言と感じます。

カミーラの条件のニアミスをしている、ということもあるのでしょうか。。気になります。

また、カミーラは実は念能力者という点も驚きでしたね。

母親のドゥアズルとの食事シーンで、なんとなく想起はさせていましたが、個人的にはあの場面でカミーラの能力を把握していたと思われる母親のドゥアズルも念能力者では?と思っています。

ツベッパ

変化系 パートナーが必要な共存型で守護霊獣の体内で様々な効果を持つ薬品を作り出す。

まず、パートナーとはどのように協力するのでしょうか?

ツベッパは晩さん会でツェリードニヒと継承戦を協力する旨取り付けましたが、これで既に協力状態となり、既にカエルの体内では何か薬品が生成されているのでしょうか。もう少し詳しい情報が待たれます。

ルズールス

具現化系、半強制型の操作能力 標的の欲望を具現化し、その罠にはまることで発動する。

例えば空腹と思われる対象者に食べ物を具現化して、相手がそれに乗って食べてしまえば、操作できるようになる、というイメージでしょうか。

物理的な罠なのか、言動による罠なのか、これももう少し説明が待たれますね。

ハルケンブルク

強化系 相互協力型の能力 羽の刻印を持つものが集まり、意思を統一することで発動。

その集団が互いに意思を統一し 能力を発動した時の威力はあらゆる念能力の中でも最大級となる、

これは、意思を統一することで、守護霊獣と同志の能力を高める、ということでしょうか。

個人的にはネテロ会長がノブやモラウに忌憚のない意見を求めた時のオーラの描写(キイイイイイインというやつ)と、近い気がします。

冨樫さんは、オーラの特徴や強弱の描写は、意識して統一感を持たせていると思っていますので、過去出てきたオーラで同じ描写を探すことも重要な指標になると思います。

取り急ぎ、375話のレビューでした。

また続きを楽しみに待ちましょう!

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