前回のヒンリギとバドイユの戦闘直後の場面から開始です。
今回は内容盛りだくさんでしたね!
1.ヒンリギとエイ一家のバトル後
ヒンリギとエイ一家のバトル後、念を知らない一般人が騒ぎ立てており、3層のEエリアは騒然としています。
一般人の一人が言っていますが、「3層での殺人犯は捕まったんじゃなかったのか?」
確かにごもっともです。
そもそも3層を隈なく捜査して、確保されたのは誰だったのでしょうか?
3層では、
・フウゲツ王子がミザイに保護されたこと
・イルミとアルカが警察署に軟禁されたこと、
以外に特に描写は無かったはずです。
しかし、船内放送で殺人者は確保した旨、アナウンスがありましたよね。。
よくわかりませんね、続報が待たれます。
ミーシャ・ハオ
一般人が抗争、殺人行為を目撃する中で活躍したのが、既に死亡しているシュウ一家の元構成員、ミーシャでした。
ミーシャは死後強まる念で、シュウ一家の裏の死体処理班として、粛々と任務をこなします。シュウ一家は、ミーシャがいるから、安心して殺害できるわけですね。。
それにしても、死してなお嬲られるパドイユさん、モブ中のモブって感じでなかなかエモいっすね。
軍からのリーク
ヒンリギは、軍関係者から、エイ一家のアジトの場所に関する裏取引を持ち掛けられます。
軍関係者によると、エイ一家は、ブラックホエール号造船の際に、図面にはない部屋を造作していたとのこと。そこをアジト(302号室?)にしている可能性が高いですね。
ヒンリギが金を持参するまで、軍関係者は待つことになりました。
今後の展開としては、3つのパターンを予測しています。
・ヒンリギが戻ったら、軍関係者が既にいない(何者かに殺されている?)
・そもそもヒンリギが何かしらのトラブルで現場に戻れない(ヒソカ絡み?)
・軍関係者にエイ一家のアジトまで案内させるものの、ヒンリギは金を支払わない。(お役御免ということで、ヒンリギは軍関係者を殺害)
個人的には最後の可能性が高いかなと思います。
ヒンリギにとって、アジトさえ案内して貰ったら、軍関係者は用無しですよね。
ヒンリギは交渉に乗り気なように本気度を滲ませて、上手くカモフラージュしている感があります。きっと、軍関係者は、部屋への案内が終わったら、その場でズドンとされてしまうでしょう。
彼の顔から、死亡フラグがプンプンしています。
2.ヒソカ、遂に発見!
ザクロとリンチのペアはついにヒソカを見つけ出します。
ヒソカは特に変装することもなく、いつも通りの様子ですね。。
ヒソカが船内のどこにいるのか、長らく考察の対象でしたが、なかなか見つからなかったのは、単純に乗船者が多かったから、ということでしょう。船には20万人が乗っています。無理もありませんね。
ザクロは、自分たちと一緒に来れば、ヒソカがマフィアに追われている理由がわかる旨、説明します。
この後の展開予測ですが、ヒソカはザクロ、リンチと一緒に、ヒンリギの元に向かうのではないでしょうか。
理由の一つとしては、リンチが死んでいないこと。倒れこんだコマで「う・・」と言っていますね。
この場面でリンチを生かしたのは、シュウ一家とヒソカの関係がまだ続くことを暗示していますよね。(死んでいてもおかしくない描写でした。リンチが倒れるシーンはマジ震えました。)
また、ヒソカの顔から、何かしらの悪だくみをしていることは容易に想像できますね。
彼もまた旅団を探しているわけで、マフィアを使ったほうが早く旅団を見つけられると踏んだのでしょう。何かしらの思惑があるように感じます。
現在シャー一家が旅団を持て余しているように、今後シュウ一家はヒソカの扱いに苦労することになりそうです。
第1層のヨロズヤ
舎弟頭ツドンケの色紙の話から、1層には「ヨロズヤ」なる店があることがわかりました。
1層は王族とV5の政財界の要人しかいないので、原世界との取引を管轄する要人(会社経営者?)がいるのかもしれません。
「ヨロズヤ」と強調されていることから、もしかすると既出の誰かかもしれませんね。
一度船に乗ってしまったら、外界との接触はできないものだと思っていたので、そのようなヨロズヤがあることは意外でした。
個人的には、この継承戦を終わらせるカギは外界とのやり取りにあると感じています。
クラピカの言う、壺虫卵の儀の「制約を崩す」ことで継承戦は終了すると思われますが、カチョウ王子の件で、継承戦が終わるまで王子たちは船から出られないことがわかっています。
空間移動能力を持つルイーニーも、能力強制解除の可能性を考慮して、船の外への移動は自重していましたよね。
色紙注文の締め切りまであと四日。これは継承戦に繋がるキーワードと感じます。
ツドンケが色紙を買うイベントは、外界と繋ぐ結構重要なテーマなのではないでしょうか。
3.ルイーニー現る!
ソンビンら、5層で旅団を囲んで威嚇したシャー一派の面々が再登場しましたね。
オウケンイの発言から、彼らは念使いの可能性が高いですね。
そして、旅団にいたずらを繰り返すルイーニーでしたが、遂にシャー一家のアジトに姿を現しましたね。
シャー一家のアジト内部が少しわかりづらいので、簡単な図にしてみました。
ココがポイント
ノブナガは暗殺者(ルイーニー)の首を取ることで、奥の頑丈な扉の先の行方をオウケンイから教えてもらう約束をしていましたよね。
奥の頑丈な扉の先には、1層(ケツモチのルズールス王子?)への秘密のルートがあると予想していますが、どうなんでしょうか。
なお、ルイーニーの能力は扉が肝ですので、扉の装飾を気にしておく必要がありそうです。
アジト入口の扉と、秘密通路の扉が若干似ているので注意が必要です。(下記扉のコマは36巻から抜粋)
入口の扉 | モニター室と秘密通路の扉 | 台所の勝手口?の扉 |
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また、ルイーニーの旅団に対する「らしくない」発言も、確かにごもっともですよね。
これは旅団の最優先事項がヒソカであることを知らないからの発言でしょう。
確かに、旅団の武力をもってすれば1層には簡単に行けるでしょうが、旅団はヒソカへの復讐を最優先としています。
そのあたりの機微をエイ一家が嗅ぎ取ってくると、更にマフィア間の思惑は複雑化します。
今週の描写で今一つわからない点が、上のコマ。
明らかに「血痕の跡」があるのですが、これは入口の扉前だと思うのですが、監視している組員は異常なし、と言っています。お分かりの方、コメントで教えてもらえると嬉しいです。
今後の展開予想
ヒソカはザクロ経由で、既にシュウ一家と接触していると思われます。先手を取られたシャー一家ですが、共に狙うはエイ一家ということで、シュウ一家とシャー一家のコラボ(共闘)もありそうですね。
そもそも、シャー一家の副組長イットクが言っていましたが、旅団がこの船に乗った目的である、「お宝」とはなんなのでしょうか?
旅団はクラピカへの仕返しも忘れていないはず。緋の目のある場所にクラピカは来ると考えているはずです。
近いうちに、ヒソカとクラピカが同時に船に乗っていることが団長も分かれば、
「一度にメンバーの仇が取れるとは!何たる幸運!」という発言もあるかもしれません。
とにかく続きが楽しみすぎます!