HUNTER×HUNTER 378 「均衡」考察　マフィア幹部のフロア移動問題とエイ一家の疑惑の構成員

今週はマフィアサイドの動向が詳しく描かれました。

１．各マフィアの概要

集（シュウ）・英（エイ）・社（シャー）それぞれの一家のボスと若頭が紹介されましたね。

シュウ一家とシャー一家は、まずはヒソカを見つけ出し、旅団との交渉に使おうと考えているようです。ヒンリギとオウの両若頭は、「見つけたら俺に任せろ」とかなり自信ありげな表情で、何かしらの能力があるのでは？と思ってしまいますね。

シャー一家のソンビンなど、既にマフィア内部でも能力者がいることは判明していますね。

エイ一家は組長自ら能力者であり、他のマフィアのボスは能力者ではないが、若頭が強力な能力者ではないか、と予想しています。

※追記　390話で、ヒンリギ・ビガンダフノは能力者と判明しました。

２．モレナの能力

モレナの能力「恋のエチュード」は、腐った世の中を壊したいという願望を持つモレナがメンバーゼロとなり、22人の組員が感染者となって悪意をばら撒くという恐ろしい能力です。

感染者は人を殺すごとにレベルがあがり、レベル20になると、感染者本人も能力が発動、レベル100になると、感染者自体が新たなメンバーゼロになれるという能力。

今週は、既にレベル20になったエイ一家構成員のルイーニーがノブナガ、フェイタン、フィンクスの3人に悪戯をしたところで終わりでしたね。

マフィアの中には旅団ファンが多数いるようなのですが、ルイーニーは、旅団に対して「一緒に世界をぶっ壊そうぜ」と言っています。彼の場合は、悪意をばら撒く仲間として、旅団に接触するのかもしれません。

３．犠牲者の中に王子も含まれる？

更に、能力者をあやめれば、レベルは10上がり、王子をあやめればレベルは50上がる、ということ。これは感染者にやられてしまう王子は少なくとも1名はいるというフラグでしょう。

個人的には被害者は、

◎本命　シュウ一家のケツモチのチョウライ王子（H協会員の仲間がいないため）、

〇対抗　シャー一家ケツモチのルズールス王子

という予想をしています。

また、レベルが10上がることから能力者も積極的に狙われることになるでしょう。

マフィアの中には念能力を持つものがいることが判明しており、今後、能力者と分かれば、レベル上げのためターゲットにされるでしょうね。

ソンビンや若頭（能力者と仮定）あたりがやられてしまうこともあるのでしょうか。

ソンビンのキャラは非常に好きなので、彼には頑張ってもらいたいのですが・・

４．彼はエイ一家？

また、今週号で気になる人物もいました。

エイ一家の右下の構成員と、ミザイストムと会話している彼は同一人物ではないでしょうか・・・？？

口元とか髪型とか、かなり似てると思うんだよなあ。（人違いならゴメンナサイ）

出典：HUNTER×HUNTER36巻 冨樫義博 集英社

彼がどういう立場でミザイと会話しているのか不明ですが、仮に彼が構成員であれば、十二支んも狙われることになるかもですね。

十二支んがそう簡単にやられることは無いと思いますが、念も強化されて少数精鋭となっていくと思われるエイ一家の構成員には、十二支んも相当手を焼くことになるでしょう。

５．マフィア幹部はフロアを自由に移動できる？

今週気になる点としては、シャー一家のハゲが、ちゃっかり若頭と「直接」会話していた事！

若頭も組長と直接会話している事から、ここは1層であると思われます。

出典：HUNTER×HUNTER36巻 冨樫義博 集英社

先週まで5層にいた若頭やハゲが既に1層にいるということは、やはり、マフィアの幹部クラスはフロアの往来はある程度自由が効くということでしょう。

これは旅団が1層に行ってしまうのも時間の問題でしょう。

６．今後の展開予想

シュウ一家とシャー一家はヒソカ探しに注力、エイ一家のメンバー（感染者）は自分のレベル上げ、ということになるのでしょうか。

最後に登場したルイーニーが旅団と組む意向を示していましたが、仮にエイ一家と旅団が共闘することがあれば、ケツモチであるツエリードニヒ王子と旅団を、エイ一家が結び付けるというシナリオも考えられます。

クラピカと因縁深い両者であるため、クラピカは絶体絶命になりますね。

また感染者はモレナを除いて22名と多数ですので、徐々にレベルの高い少数精鋭化していくと思われます。特に王子や能力者がレベル上げのターゲットにされていますので、既出の能力者や王子ももしかするとやられてしまう可能性も高いのではないでしょうか・・・

今後の展開が非常に気になります！